日本語のクラス

日本語のクラス。
バスの乗継が悪いので、車だったら30分もかからないところに、
1時間以上かかかる。6時半にはバス停にいなければ、8時のクラスに間に合わない。

朝、仕事前に配布物を印刷するために、オフィスにいった。もちろん、きちんとディスクに保存して。自分のオフィスに立ち寄って鍵を取ってから、3階プリンターの部屋に行く。ディスクには、4つのファイル。Ctrl+A ですべてのファイルを選択して、右クリック。あとは印刷のボタンを押すのみ。完璧な手際と自己満足。（朝五時半におきた甲斐がある。）

んが。昨晩、数時間を費やしたファイルが、入っていない。
まさに、今日のポイントとして一番大切なところなのに。

自分のおろかさに腹立たしくなる。どうして、確認しなかったんだろう。いつも、こうだ。FとかSとか使いながら自分を再びののしってみる。時間は確実に迫ってきている。仕方ないので、教科書資料と印刷できたハンドアウトを人数分コピーする作業に移る。

ところが、一部コピーし終わったとき、コピー機が動かなくなったのだ。コピー枚数が、私の学生として与えられている枚数を越えたためだそうだ。なんで、今日なの、とののしる。これでは、印刷できた3種のハンドアウトも生徒に渡せない。挙句に、ここはオーストラリア。どこでも、コンビニとコピー機があるわけじゃない。

私の今日の寝不足の原因はハンドアウトにあった。ハンドアウトが渡せないなら意味を失う。

時間と戦いながら、朝のエアコンがまだ稼動していないオフィスで、これをやっていると、知らず知らずのうちに汗がたれてくる。焦りも加わって、15分ほど前に浴びたシャワーの意味が薄れた。

結局、一番のハンドアウトは使わなかったし、コピー機は会社のを借りた。

どうにかなったが、どうしてこういう時に限って、こういうトラブルはおきるのだろう。

冗談のようだった。