困っている。

よめない、
わからない、
さきがよめない、
かけない、

時間がものすごいかかる。

まるで、砂漠に巣を作っているありみたいだ。
本当に終わるのだろうか、この作業。
金曜日の"postgrad. Forum"のできは最悪だった。

我ながら資料はよくできていたけれど、
1、パワーポイントの接触が悪く3分ほどロスった。
2.だから途中例を飛ばした
3、反応が悪いところを詳しく説明しすぎた
4、最後時間がなくなって、大切なところで、パニックに。

英語がぼろぼろ、挙句に自信がイマイチないので、あやふやに。
観客の反応が悪いので、ますます。悪循環。

よかったこと。
あやふやなところがわかったこと。

前日にミーティングをした指導教官は、よく一日でここまで持ってきた、と激しく褒められた。あんなに評価されたのも初めてだった。それはとっても、とっても嬉しかったけれど。

でも自分的には最悪。

ただこの研究はかなりいけそうな気がする。小さなペイパーで発展性はないけれど、でも、これ自体はおもしろいネタだと思う。

日本帰国

2005年8月9日 学校・勉強
日本に5日の夕方帰国して、6日から日本語教師のある資格の勉強をしていた。6日の朝から4日間。

とても役に立った。特にどうやって、能力をみるか、というあたりなど。

この資格はアメリカで始まった資格なのだが、いろいろな言語に応用できるという。ただ、現在は英語よりも日本語(つまり日本人)の資格保持者が多いのだと思う。

この話は先日も書いたことだけれど、結局これは、独自のシステムを作ることではなく、海外の優れたものを器用な日本人が応用している。
http://diarynote.jp/d/44555/20050720.html
なんだかなあ。

そしてシステムを作った側はいかにも、これは自分達のものが優れていると信じている。なんだか、日本人が使われているような気がするのは気のせいかな。まあ、枠組みをゼロから作るのが日本人は苦手なわけで、そういうことを考えれば互いの利益になっているのだからいいのかもしれないけれど。。。
のためのワークショップに行ってきた。感動して泣きそうだった。

その理由は、誰でも自信をなくす瞬間があるということ。情報をシェアすることの大切さ。そして、何よりもこれ以外のオプションが常にあることを覚えておくこと。そう思うとどうしてこれをやっているのか見えてくる、というのだった。

そして、Tenureをとるためにいくら頑張って、論文を書いていっても、取った途端意味がわからなくなる人がたくさんんいるということ。そして、本当に好きなことをやている自分を好きでいることが何よりも自信になるのだそうだ。

とにかく泣けてきた。ほんとうによかった。

後半は

2005年7月20日 学校・勉強
古代日本語、loanwordsのクラス等をとっている。

参加者のどなたかがこの日記を見ていらっしゃる様子。私を見つけたら密かにささやいてください。でも、他言無用で。ものすごい矛盾しているのは承知です。

それにしても、どの授業に行っても、なぜか日本語の例が出る。参加者に考慮してと言うよりも、どの先生にももう既に日本人の優秀な学生が過去にして、日本語を題材にして勉強しているよう。そうだよねえ。日本人はたくさん海外の大学にいるし、器用に応用的な研究をする。大風呂敷を広げて言い切ることはあまり得意じゃないけれど。

そう思ってわが身を振り返る。そして落ち込む。

そして、この間他の方の日記で、フランスではどこに行っても日本から来たパン職人やらケーキ職人がいる、と言っていたのを思い出す。その時に、日本のお寿司屋さんに海外からの修行の料理人がいることは少ないな、と思ったりした。日本で、そういうことが起こっているのは角界くらい。あと、私がいた日本語教育の大学院は9割留学生だったけれど。

まあ、そういうことだ。いろいろ考えさせられる。
偉大な学者・研究者と言われる人は、当たり前のことをペーパーにしたりする。

どうしてだろう。

多分、彼らだけが考えついたわけではないはず。ここにいても思う。優秀そうな学生は優秀な質問もするけれど、当たり前の聞いてくれてよかった、って思うことも聞くのだ。私も思ってたよ、という感じ。

これはどこに行っても同じ。

これはもはや、自信の問題なんだと思う。これを聞いて何が悪い、これを書いて何が悪いの?という思考回路なんだろう。失敗を恐れない、というよりも、「失敗」を知らないのだと思う。

私は、スキーで転ぶのは怖くない(といっても10年やってないから過去形かな)。痛い目にあったことはたくさんあるけれど、転んで何がいけないのだろう?と思っている。そういう感じなのだろう。

できるだけ、発言するようにしていこう。

MIT

2005年7月11日 学校・勉強
やっぱり、いい大学はいい図書館や設備がある。

当たり前だけれど、それは例えば椅子や机もそうだし、建物にしても、はり紙にしても。そしてそういうのは頭だけでない豊かさが表れるものだと思う。

パソコンはワイヤレスでつなぎ放題。だから、コンピュータはHotmailに繋ぎたい人を防ぐ必要もない。

貼り紙もくだらないことが書いてない。大きな声でしゃべるなとか、電話するなとか。しゃれた貼り紙があるけれど。

そして図書館にも遊びがある。絵本のコーナーとか旅のコーナーとか。

これは自分の住空間にも当てはまることなのだから気をつけようっと。
朝10時から今現在午後10時半。2時間ぐらいでできるはずの音韻学の宿題をやっている。ものすごい時間がかかっている。

挙句に他の宿題もあるというのに。

多分久々に集中しているはずなのに。そんなには無駄なことはしていないはずなのに。タノシクルシイ。

一週間目

2005年7月6日 学校・勉強
一週間目
LSAの夏期講習は1週目を終了。

これでもか、というReadingの量がある。誰が読むというのだろう。

毎週、木曜はレクチャーがあって、その前に夕飯を食べる会がある。金曜日は一日中ワークショップ。ワークショップは朝から晩までで、先週は8時から8時までだったらしい。

らしい、というのはワークショップをすっ飛ばして、美術館にいったから。ハーバード大付属美術館。

金曜日の午後、と土曜日の午前中両方行った。サマーコースのおかげでただ。とりあえず写真をアップしてみる。

絵の女性が「もう美術館には飽き飽き。」と言っているよう。

たまには

2005年7月1日 学校・勉強
学生らしい日記を書くことに。
今LSA(Linguistics Society of America)の2年に1回のサマーコースのようなものに来ている。多くは院生か、若手研究者だ。

参加者のほとんどが自分よりも優れて見えるというジレンマがあるけれど(そしてその通り)充実している。

月から金まで私は3つのコースをとっていて、残りの時間はReadingとAssginmentに費やしている。

寮の部屋はUpennでPhDをとったトルコ人の女性で、うまくやっていると思う。何はともあれ。疲れ果てているので詳細はまた。
お尻に火がついて、週末にやっと、夏の予定を立て始めた。
締め切りは、今日の5時まで。

することがたくさんある。

学会発表とかそろそろしないといけないのに、何もできることがないこの惨めさ。本当にオーストラリアの院のシステムにあっていなかったのだ、と思ったりするのだけれど、今更仕方ないので、このまま、さくさくやっていかないと。
昨日は一緒に旅に行っていた友人の誕生日だった。

何か作ってもってこいというのでお好み焼きを作る。凝らなければ、どうにかなるものだから。だしは前日にとっておいた。昨日は、山芋の代わりにすったじゃがいも、豚肉はベーコンを使う。

誕生日ボーイはすてきな家に住んでいて、彼も幸せそう。同い年くらいの人たちがたくさん集まっていて、なんだかほんわか。人とご飯を食べるのは楽しいなあ、と。

今朝見たら、彼からお礼のメール。多分全員に送ったんだと思うけれど、シンプルだけれど美しくていいメールだった。パースにきて3週間。なんとなく、今まで肩に力が入っているようだったけど、昨日の夜から、ちょっとだけカワイイなと思えるところがあった。

ケニア人の親友の授業がすべて終わったから、夕飯を食べようと。お金も街まで行く時間もないので、鶏肉を買って彼女の家に。ピザはいつもの親友から。ちょっとしゃべったりして、デザート食べて。親友に囲まれて楽しい時間は幸せだ。この3人の関係はいつもぎこちなさがついて回ってたけれど、最近うまく行くようになってとっても嬉しい。努力した甲斐がある。

親友が新聞から目を離さずに、「how r u?」というあたりが家族っぽかった。

親友が2人だけの時、昨日の誕生日ボーイが朝、とても昨日のことを感謝していたよ、と教えてくれた。それを含めて嬉しかった。

そして、今、夜中。ツケが回ってきている。私と勉強。さあ、これから。

でも勉強も含めてすこしずつ、いろんなことがよくなってきている気がする。
勉強は進まず。

イースターの日は友達とお茶をした。なんだかすごいいいお茶だった。説明ができないけれど、美しい時間だった。

過去5日家で寝ていない。オフィスで寝ているが、昨日は何も進まず夜もオフィスで眠りに落ちてしまった。朝家に帰って、ゆっくり寝て体力回復。今日はベッドで寝ようと思う。でもベッドだととめどなく寝てしまうのが嫌なのだ。4時間後におきれるようにしたいのだが倍近く寝てしまったりする。

さあ戻ろう。

映画"Hitch"

2005年3月18日 学校・勉強
Will Smith の映画。別に映画館で見る必要があるかはわからないけど、口をぼかーっとあけて楽しむにはうってつけ。おもしろいし、洒落ている。私はWill Smithが好きなので、特に良かった。

授業。なぜか、私のクラスの生徒は出来が悪い。分からないからやめちゃったり。ノートとらなかったり。去年のクラスは割合とできが良かったから、このほんわか具合にちょっと戸惑う。練習を書いている途中に「先生!わかりません!答え教えてください。」って手を挙げるのはどうか・・・そして、指されるたびに真っ赤になるオーストラリア人の青年。2時間のうちに10回以上も指しているのだから、そんなに赤くならないで欲しい。罪悪感が・・・。

偉く勉強が進んでいない。ヤバイと思う。

アボカドが一個食べると256カロリーだということがわかった。どうりで最近太ってきたわけだ。引き締めるべし。でも肌の調子がいいのはアボカド効果か。

あまえ

2005年3月9日 学校・勉強
たまに死んでしまいたいとか、病気になってしまいたいとか強く思う。それか「幸せ」に。昔の彼が出てきてくれないか、とか。妊娠してしまってもいい、とか。でも私は健康で、不健康なことができなくて、彼もいないし、ぱあ、っと夜遊びできるタイプでもない。

つまり、どれも叶わない。そして、多分本当に思っているのではない。

逃げ道を探しているだけだ。

自分の才能のなさから。自分自身から。

そしてこの状況から。

助けて欲しい、と思っている。

でも、実際自分を助けだせるのは自分自身だけなのだ。

自分自身がどうにかして助け出せる状況であることを感謝すべきなのに、それができない。同業者の同志が、彼が、欲しい。そして私の背中を押して、一緒に歩いて欲しい。

これも含めて甘え。

ここにいるべき器じゃないんだ。私。多分。

きのう

2005年2月23日 学校・勉強
すずしくて気持ちのいいひだから、図書館のカフェで勉強しようとメインキャンパスに行ったら、見たくないものを見て、心を乱された。おかげで勉強できずに、3時間いろいろ考えて、チャートまで書いて、自己分析などをした。

さっぱりした、かな。まあ、ここ4ヶ月間気持ちのもやもやが、解決されずにいるのだけれど、私の人生はいつも各駅停車で最後の一区間だけ超特急なのだ。これもその手のことだろう。よしとする。

家に帰って死んでいるゴキブリ小さいの6匹、大きいの2匹を片す。部屋中の引き出しの殺虫剤をふきとって、ゴキブリはミントの匂いが嫌いと聞いたので、エッセンシャルオイルを買って振っては塗り詰めて。食器はまだ洗っていないので、ご飯をチンして、アボカドと食べる。 夕方からやって、9時半過ぎにとりあえず終わる。

研究室に戻ったもののたまっていたメールを書いていたら、12時過ぎ。でも1時過ぎには疲れすぎて、コーヒーもミントも効かず、眠りに落ちた。で、気付いたら5時。

少しロシア語をやるけれど、名詞の活用表3つの単語に1時間以上もかかる。家に帰ってご飯を食べて、掃除の続きをして、少し寝る。

朝、シェアメイトがやってきて、鍵を渡し、お茶をして。指導教官と出会い、おしゃべりをしていたら、もう午後の1時。

こうやってみると効率が悪くないか。
やはり朝型に戻すか。私の生活。

ところで、シェアメイト。二十歳だった。フィリピンは高校16で終わるなんて知らなかった。驚いた。
大学で、ほかの学生と会う。その人のコースは、授業をとってそのレポートをまとめることが求められる。それを全部終わらせると論文が出来上がる仕組みになっている。

授業をどの順序でとると時間を省けるか、効率的か、彼女のクラスの履修の仕方がいかに優れているか教えてくれた。1,2,3,4の順で並んでいるクラスだけど、ほんとは3,1,2,4でとるほうがいいとか。そういうこと。

そうやって戦略的に論文を仕上げて卒業するほうが、私みたいにだらだらしているよりも、正しい気がする。

でも、私にとって博士課程は論文を仕上げることとともに、いろいろなものを吸収したりする時間。

彼女の勢いに朝からおされた。どっか行ってほしいと思いながら、相槌を打ち続けていた。

自分のだめさもすごいわかって、それだから彼女の勢いにおされたことも分かって、吐きそうだった。
ロシア語を以前から勉強したいといっていて、たまにしか本も見ていなかった。

おおそおうだ、ロシア人の学生がいるって友達の英語の先生が言ってたなあ、なんてボケーッと思っていた。そこにその友だち出現。軽い気持ちで言ってみた。紹介してと。

でてきたロシア人。天才肌。多分、英語学校で、学生としていることに飽きていたのだろう。ロシアについて言語について文化、地理について、自分について語ること2時間半。独演会。

化学の博士課程を勉強するという彼の言語に対しての意識の高さ、知識の高さはとても高くてびっくりした。発音について、文字について、格について、時制について。多分、ロシアの学校教育では言語について、言語学的に勉強する機会があるのだと思う。そして、ロシア語の勉強の仕方についても、いろいろアドバイスしてくれた。それが、とても的を得ていた。

私はまったり勉強する予定だったのが、宿題まで出された。それも、明日まで。奥さんが家に一人でいるから、奥さんにちょうどいい仕事って思っているよう。彼が独身でなくてよかった。私が惚れるとか彼が惚れる、というのではなくて、リスクは低いに限る。

いや、すごい人にあったもんだ。刺激された。理系の研究者肌の人、私は実は大好き。

人のこと

2005年2月4日 学校・勉強
他人事だと良く見えるのに、自分のことだと見えないことはたくさんあるものだ。今の私もだ。

だから自分のことを他人に置き換えて物事を見るのがいいとは分かっていても、それくらい冷静なら問題にならないはずなのだ。それでも、自分のことだとどうもうまくいかない。昨日終わらすはずだった論文を読み終え、夏期講習の資料を書き上げ、それから考えてみよう、と今言い聞かせているところだ。

私は研究をしなくてはならない。

今日したこと
1.部屋をチェックしに来た人のため部屋で待機。フランス語の文法の本をだらだらながめる
2.ネットを徘徊
3.すこし論文
4.街まで買い物
5.ネットを徘徊
6.今に至る。

最悪だ。ー私は研究をしなくてはならない。

ふもう

2005年2月3日 学校・勉強
ごめんなさい、ってだれかに謝りたいくらい不毛な日だった。
そしていつも夕方になるとこうやって焦る。
論文ひとつ、もう何回も読んだやつなのに、これもよみおわってない。でも、今日中に読み上げるまでは帰らないことにする。

自分が情けない。だいきらいだ。

どうしてこんなにナマケモノなんだろう。

1 2 3

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索