日本

中途半端な時期なのに日本に帰省中。

私のふるさと東京は、物がたくさんある国で、たくさん人がいて、たくさん車が走ってるなあ、というのが感想だ。

帰国しても感慨が余りないのが残念だ。半年振りという短い時間のせいか「ああ、わがふるさと」というような感動がない。昔、中国に一ヶ月程行った後は、その種の感動を覚えたのだが、どういうわけか。淡々とした自分の日本への生活の戻り方が妙におかしい。

昔、フィリピンでフィールドワークをしていた友人が、フィリピンと日本が彼女の中で分離していてつながっていない世界で、どちらにいても外国という気もしないくらいサックと、その前にそこにいた最後の瞬間の続きのように始まるといっていたのを思い出す。

その感覚わかるなあ。私にとっては、親も友達もこの前あった日の続きのような感覚なのだ。不思議な感じだ。