老人ホーム

2004年4月2日
親類を訪ねて老人ホームに。

あんな気持ちよい若者の集団を見たのは久々だった。
テキパキと働く。愛想がよく、そして、気が効く。
心が打たれた。

ああ、でも。

わかるのだ。だって、あんな重労働を自分の代わりにやってくれる人たちに、そして、あんな気持ちのいい人たちに文句なんて言えない。要求なんてできない。

でも、あえて。
快適さが追求されていない。個人への尊重だろう。
それでも今までいくつかの施設を訪問したが、その中ではピカイチなのだ。 でも。 それでも。

食事のときの照明の感じをかえるとか、
机とプラスティックの間にクロスを入れるとか。

お香を焚くとか、
カーテンの色をどうにかするとか、
シーツの色をどうにかするとか。

刺激を、もっと。
福祉の勉強をしている若者はごまんといるはず。
ああ、彼らを使えないものか。

車が動けばいいというものではない。
それだけでありがたがるわけにはいかない。
ガソリンと洗車だけじゃなくて、
窓から見える景色も気になる。
そして、窓の配置も。

ちょっと悲しかった。

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